予算10万円で21インチ以上の液タブを3メーカー比較してみた。
野田尚花
今までコンパクトな液タブ使ってたけど、そろそろ大きめな液タブが欲しい!
ということで比較してみました。

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比較したのはこの3メーカーの液タブです

  • XP-Pen Artist24 Pro
  • HUION Kamvas Pro 24
  • ワコム 液タブ Wacom Cintiq 22

スペックの違いは?

メーカー

XP-Pen
Artist24 Pro


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HUION
Kamvas Pro 24

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ワコム 液タブ
Wacom Cintiq 22

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サイズ 23.8インチ 23.8インチ 21.5インチ
液晶パネル IPS IPS
フルラミネート
アンチグレアガラス
IPS
フルラミネート加工 × ×
解像度 2560×1440 2560 x 1440 1920 x 1080
色域 90%
(Adobe RGBカバー率)
92%
(Adobe RGBカバー率)
72%
(Adobe RGBカバー率)
最大表示色数 1670万 1670万 1677万
視差
筆圧レベル 8192 8192 2048
応答速度 14ms 14ms 14ms
読み取り高さ 10mm 10mm 5mm
傾き検知 ±60° ±60° ±60°
ショートカット

20個

20個

本体には無し
ペンに2個あり

スタンド有無

価格

99,800円
(Amazon)

99,999円
(Amazon)

106,200円
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用語解説

・液晶パネル IPSとは?

見る角度による輝度や色の変化が少ないため、正確な色表示が可能な方式の液晶パネルのこと。

・アンチグレアガラスとは?

アンチグレアガラスは光の反射を抑えているので視差が少なくなる。

・視差とは?

ペン先を画面に置いた時のズレの差のこと。これが少ないほど思った通りに線が引ける。

・フルラミネート加工とは?

ディスプレイ内の空気層をなくし視差低減した技術。

・解像度とは?

画像の密度のこと。数字が高いほどドットの数が多いので細かな色が表示できる。

・色域 Adobe RGBカバー率とは?

Adobe RGBは1998年にAdobe Systems社が発表したカラースペースで表現できる色の範囲を表している。
元々のsRGBに比べて再現可能な色域が広い。緑や青の鮮やかな色の再現が可能。
このカバー率が高いと描いている時の色と印刷した時の色の差が少なくなる。

・筆圧レベルとは?

筆圧を感知する数値。
数字が高いほど弱い筆圧を拾って線が引ける。
筆圧が弱い人、奇麗な線を引きたい人は数値の高い方がいいかも。

・応答速度とは?

パラパラ漫画に例えるとスムーズにパラパラ漫画が表示される度合い。
数字が少ないほど表示が早くなる。
応答速度が遅いとスムーズに表示されずカクついたり、残像が残ったりする。
そもそもIPSパネルがTNパネルに比べると反応速度は遅くなる。
ここの速度を求める人はゲーム(FPSなど)を目的にする人が多いので絵を描くのがメインであれば14㎳あれば十分だと思います。

・読み取り高さ

ペンを画面に近づけた時に反応する高さ。

・傾き検知

ペンの角度によって線の太さが変わる感度。傾き検知があるとアナログで描いた時のように描ける。

・ショートカットキー

事前に良く使うキー(ctr+cでコピーとか)を登録しておくとボタンを押すだけでその動作をしてくれる。
左手デバイスがあればいらないと思いきや使うソフトが複数ある人は本体にもショートカットキーあると便利です。私はクリスタとイラレを良く使うので左手デバイスはクリスタのショートカット、本体はイラレのショートカットを登録しています。

結局どれがオススメ?

コスパで選ぶならHUION Kamvas Pro 24

国内製品の安心が欲しいならWacom Cintiq 22!
※価格的に10万円の予算を少しオーバーします

野田尚花
XP-Pen Artist24 Proも性能は良いんですがRGBカバー率と光の反射の対策において若干HUION Kamvas Pro 24が上回ってます。
野田尚花
私はHUION Kamvas Pro 24を購入しましたが特に不具合なく快適に使用できています♪
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